現在は大学生の知人が高校受験の際のエピソードを話してくれました。
志望校決定の理由は実は気になる子がいたから
中学校の時点で大学に進学しようと決めていたので、進学校に通い、高校一年生から大学受験に向けた勉強をしたいと思ったからです。
またセンター受験とは別に、推薦入試なども考慮にいれ、進学校出身だという肩書きが欲しいという思いもありました。
パンフレットを取り寄せたり、説明会やオープンスクールに参加したことでその思いはさらに強くなり、絶対にここに合格したい!と意思を固めました。
…今だから言える話なのですが、当時気になっていた子がその学校を受験すると噂で聞いていたからという理由もありました。
勿論、進路相談のときなどには言えませんでしたけどね。
ですが、いまとなってはそんな理由も良い思い出のひとつかな、なんて思います。
後回しにせず毎日課題をこなしていた
受験勉強で苦労したことは、やはり模試などで思ったような結果が出せなかったことです。
教科書だけでなく、塾のテキストやプリント、過去問題などを何度も復習し、先生方に解説して頂いていたのですが中々思うように成績があがらず…。
特に苦手な数学では苦労しました。
時には問題文すら読むのが嫌になってしまいついつい後回しにしてしまうことも…。
そんなとき、私がとった行動は「やらなければいけない状況に追い込む」ことです。
数学の先生に「毎日試験レベルの問題を宿題にして欲しい」と頼み込み、毎日宿題を出して貰っていました。
貰った問題は必ずその日のうちに解き、たとえ分からなくても「自分は何が分からないのか」を明確にし、先生に解説をお願いしていました。
その成果もあってか、受験勉強をはじめた当初よりも数学の成績は上がりました。
高校受験では失敗するも大学受験の教訓に
残念ながら、第一志望の高校には合格することが出来ませんでした。
当時は悲しくて悔しくて何週間も泣いて過ごしていましたが、今ではその挫折もよい経験になったのではないかとプラスにとらえることが出来るようになりました。
実際、第二志望の高校ではよい友人や先生方に恵まれ、自分が行きたい大学に進学することができました。
大学の受験勉強の際に「絶対に繰り返さないぞ!」と自分に言い聞かせることができたからだと思います。
もうすぐ夏がやってきます。
「夏を制する者は受験を制する!」、この言葉を一度は聞いたことがあるかもしれません。
実はこの言葉、本当のことなのです。
夏は暑くてやる気がでずついつい勉強に手を伸ばしづらくなってしまいますが、ここで頑張ると未来の自分の助けになります。
秋や冬になると必ず思います、「あのときもっと勉強していれば…!」と。
そんな後悔をしないためにも、今自分ができる精一杯をこの夏にぶつけてみて下さい。
みなさまの合格をお祈りしています。